「おー、やっぱ本場のコスチューム・プレイはええのー」と思って .. >(続きを読む)
「おー、やっぱ本場のコスチューム・プレイはええのー」と思ってたら、話がどんどんとあらぬ方向へ進んでいく。「何でやねん!」という突っ込みも重苦しいナレーションにかき消されてしまう。ここで感じたのは、ジャン=ピエール・ジュネがフランス映画界へもたらした功罪。かなり大変なポスト・プロダクション作業であったろう事は、目まぐるしい編集と過剰なサラウンド音響から窺い知れますが、その前にプリ・プロダクションをやり直せ! まさかフランス映画で、「沈黙の要塞」と「少林サッカー」を足して3で割ったような作品を観せられるとは思ってもいませんでした。時代も変わったのー。ということで、ジブンシジョッサィコーメリハリ、刃扇の必殺仕置人モニカ・ベルッチ姐さんに、4点献上。