既にこの世に存在しない幻を追いかけ、その過程で現実を知り大人 .. >(続きを読む)
既にこの世に存在しない幻を追いかけ、その過程で現実を知り大人になっていく少女。定番中の定番の成長ストーリーでありながら、本作には真実探求のミステリー的面白さも、出会いと別れのロード・ムービー的面白さも無い。本作では主人公の旅は、姉の昔の恋人に会った時点で終了してしまっているのです。あとの物語は文字通り蛇足でしかない。姉の恋人が旅に同行したのも、ただ単に18歳の娘とヤリたかっただけ(と、私には見える)。この旅で彼女が成長した様には全く見えない。一番良かったのは、タイトル・バックのキャメロン・ディアスの腰振りダンスでした、4点献上。