軽快な語り口や楽しい脇役、そして皆さんの評価の高い音楽で水準 .. >(続きを読む)[良:1票]
軽快な語り口や楽しい脇役、そして皆さんの評価の高い音楽で水準のディズニー・アニメにはなってますが、やはり題材の選定自体が本作最大の問題。もしかして製作サイドは「美女と野獣」を念頭に置いていたのかもしれませんけど、カジモドは最後までハンサムなプリンスに変身することは無い。彼は美男美女の幸せを横目で見てることしか出来ない存在なのです。従って本来なら、彼は殉教者となるべきキャラクター。しかしディズニーは彼に死ぬことすら許してはくれない。この後も彼は、寺院の塔の上で人形をこしらえ、石像に話しかけて余生を送るんでしょうか…、5点献上。[良:1票]