「ヒドゥン」「エイリアン」「プレデター」「ターミネーター」「 .. >(続きを読む)
「ヒドゥン」「エイリアン」「プレデター」「ターミネーター」「遊星からの物体X」等々からイメージを拝借し、美少女、コスプレ、秋葉原等々のおたくアイテムを堂々と使用して、こってこてに仕上げられた、東映変身ヒーロー物の匂いを強烈に発散させるファン感涙のSFアクション映画。本作の面白さはイリアの活躍やゼイラムの不死身ぶりや特殊メイクにあらず、ゾーンに迷い込んでしまった二人の電気工事技師にあり。ヒーロー物には絶対に一般人の活躍が必要だし、そこに一般人である我々観客の共感があるのです。それに、スモークや照明の使い方が巧いなぁと思わせる邦画もそうはありません。確かにチープな自主映画的ではありますが、「CASSHERN」を観た後なだけに余計に面白く感じてしまったのかもしれません、7点献上。