なりふり構わず愛を求める子供心を描く、「本当は怖いピノキオ」 .. >(続きを読む)[良:1票]
なりふり構わず愛を求める子供心を描く、「本当は怖いピノキオ」といった風情のダーク・ファンタジー。従って映画の作りが「A.I.」とかなり被る(奇しくも同製作年ですが…)。それにレトロな世界観は宮崎駿、クライマックスのスペクタクルはまるで「AKIRA」、滅亡の近い地底人の描写は「続・猿の惑星」と、ヴィジュアルにもオリジナリティが感じられない。最初の方で背景説明が足りないので、ストーリーも良く把握できなかった。仕上がりとしては、もう一頑張りといった所でしょうか。ここで注意勧告。世界観とキャラクター・デザインに騙されてはいけません。子供向けファンタジーと勘違いしてうっかり幼い子供にでも観せようものなら、良くてその晩悪夢にうなされ、悪ければPTSDになってしまうでしょう。これはPG-12です、4点献上。[良:1票]