前半は低能の男女の自堕落な同棲生活をスケッチ。女が男の元を離 .. >(続きを読む)
前半は低能の男女の自堕落な同棲生活をスケッチ。女が男の元を離れた後半は、紳士的なヤクザに囲われた女の無為な日常をスケッチ。どっちにしても恐ろしいほど退屈な作品です。固定カメラの長回しで延々と続く無意味な室内シーン。香港映画で見飽きた王家衛風の色彩設計。全くドラマの起きない映画の中で、ストーリーの進展はペシミスティックなナレーションで語られるのみ。侯孝賢作品は初体験でしたけど、とても私の耐えられる様な映画じゃありません。救いはカメラが手持ちじゃなかったことと、ずっとスー・チーが映ってたこと位。従って、スー・チー嬢に1点献上。