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<ネタバレ>鑑賞後の印象は「ポカ~ン…」って感じ。伏線が張り巡らされてたとも思えないし、ジュリーの母親が最後まで放っとかれるので、本当の所は良く解りませんでした。私の見た所、たぶん殺人直前までは全部現実なんじゃないですかね。殺人シーン「だけ」が回想形式だし、以降の二人の対話は、完全に作家とその著作の登場人物になってる。そしてラスト・カットで明らかになるのは、創作されたジュリーはサラの自己投影だったってこと。そうなると、作家サラ・モートンの個人的で情緒的な新作「スイミング・プール」は、彼女の現在の心情ではなく、イケてなかった青春時代の自分が無理して「スウィンギング・ロンドン」ムーヴメントで浮かれ騒いでたことを、少し美化した自伝的小説ってことになりますか…、6点献上。