常にいわゆる「玉ヒュン」状態で見る映画。
自分は人より高所 .. >(続きを読む)
常にいわゆる「玉ヒュン」状態で見る映画。
自分は人より高所恐怖感が強いせいか、とにかく、作中シーンのほとんどを占める彼女たちの高所での行動にずっと恐怖を感じていた。
へたなホラー映画より、ずっと怖かったかもしれない。
まあ、高所恐怖感というのは、ホラー映画のような、心地の良い怖さではないけれど。
話全体として、私の好きなサバイバルもので、話もそつなく作られていて面白かった。ヒロインはなかなかにたくましく、ハゲタカを食ったり、友達を緩衝材にするべく叩き落としたりしてくれる。やっぱりサバイバルものの主人公はこうでなくてはいけない。
父親のくだりは、まあよくある「とってつけたような人間ドラマ」を入れた感じで、何一つ心は動かされなかったが、まああんなものはおまけ。
相方のハンターが浮気してた云々の話のほうが、何かそれで、裏切り、命の奪い合いのようなものが起こるのではないか?というハラハラ感になってよかった。
ところで、ハンターは、クライミングをするにはさすがに少しぽっちゃりしすぎじゃないか?もう少し引き締まったのをキャスティングすべきだと思う。