<ネタバレ>ダラダラとした冗長なシーンもなく、最初から最後までハラハラド .. >(続きを読む)
<ネタバレ>ダラダラとした冗長なシーンもなく、最初から最後までハラハラドキドキ。
最初に与えられていた、人、モノにすべて意味があって、それらをすべて活かすことができて初めて脱出できるというトリックが面白い。
人間ドラマにも意外性があり、真面目で正義感のありそうな黒人警官が最後は非道な男に豹変し、全てになげやりで非協力的だった男は後半仲間を助けるため危険を顧みず行動する。一番の役立たずだと思っていた障害のある男が実は一番のキーマンになる。
次々明かされる数字のトリックや、実は最初にいた部屋にそのままいれば脱出できたというどんでん返しも面白い。
金をかけなくてもシナリオがよければ面白いものが作れるという見本みたいな映画。
文句をつけたいのはひとつ。黒人警官が最後の最後で復活登場するが、彼はいったいどうやってあそこまで来たのか?数学少女や障害持ち男なしにあそこまで来れるはずがないではないか。少し無理やりだったかな。