<ネタバレ>舞台は19世紀のパリで、娼婦マリーをめぐる物語であるが、肉体 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>舞台は19世紀のパリで、娼婦マリーをめぐる物語であるが、肉体の冠というタイトルは原題”黄金の兜”というらしい。彼女の髪型からつけているという、、。どんな話なのかと思っていたら、けっこう日本のヤクザ映画のようでもあった。私はこの、シモーヌ・シニョレという女優さんが好きである。ドッシリとした圧倒的な存在感。それこそ極道の姐さんのようであり、目で勝負する女優さんだと思う。その彼女の魅力に取り付かれて悲劇的な運命をたどらなければならない男たちはとても哀れで仕方なかった。切ない思いが最後に残った。