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<ネタバレ>「恐るべし!マイケルムーア」。さすがジャーナリストだけあって、追求すべきところ、モノの捉え方が上手いと思います。途中、マリリンマンソンへのインタビューがありましたが、失礼な言い方ですが意外にも彼は冷静に社会を見ていることがわかりました。私も彼の音楽をよく聞いたことはないですが、ルックスや言動からしても「普通」の人からはカルチャーショックのような存在に感じるように思います。でもマイケルムーアにしてもマリリンマンソンにしても(ここでは良い意味で)反逆的行為をしている人は、頭がいいのかもしれないと感じました。それに引き換え、大統領は…。他にやるべきことがあるだろ!と喝を入れたくなりますね、アメリカだけじゃなく日本にも。K‐マートに直接、被害者と銃弾を置かないで欲しいと交渉しに行ったのも良かったと思います。銃社会の実態をドキュメンタリー映画にし、人々に観てもらうのもすごいのに、出任せでなく実際に益になることを彼はやってのけたのです。ただ、ヘストンにしても、その他のライフル協会の人たち、K-マートのスタッフなどなど、彼らの言い分ももっと聞くべきでしたね。いろいろな意味からも、まさに恐るべし!マイケルムーア。