どう解釈していいのかわからない映画。
笑っていいのなら大笑 .. >(続きを読む)
どう解釈していいのかわからない映画。
笑っていいのなら大笑いできる!
でも大笑いしちゃったら頑張ったデミが気の毒だ~みたいな。
公開当時に観た時は、「すごいイヤらしい口元のマスターチーフだな」とか「女の敵は女って考え方、男(リドリー監督)は好きよね~」とか「女を男の世界から追い出すには、暴力とレイプだぜ!って考え方はいかがなものか」という事くらいしか思いませなんだ。
今観ると、「あら。いやらしい口元のマスターチーフはヴィゴ様でしたか」「ローレンス詩集…乙女か!」「一体なんの作戦に参加しているんだ。軍隊扱っているとゆーのに、全体が見えないぞ!」「負傷して助けられて大団円。ハイスクールものか!?」
などなど、突込みするのに忙しい映画だなぁ、と。
まあ一番は、「やっぱりデミは頑張っとる。気の毒に」ですね。
何がどうまずかった、と上手く言えないのですが、「女性兵士への差別をなくそう」と言いたかったのなら、そーゆうキャプションつけたポスターでも貼ればいいだけで、映画にする必要ないでしょ。
でも、そもそもそーゆう主張が必要な土壌があったのでしょうか?
「男並みにムキムキに鍛えて、軍隊で男と同じように前線で戦って認められたい!」って女性が、果たしてどのくらいの数いるのか…
この映画がラズベリー賞とっちゃったのは、まったく誰も望んでいない事を大真面目にテーマにして、なおかつ突っ込みどころ満載のストーリーになっちゃったからだったのでしょ~か。
でもデミは頑張ってたよ…せつないねぇ。