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<ネタバレ>今までの「踊る・・・」からすると非常に乗りがが悪いのは否めないが、基本的な点では「踊る」の元々の基本コンセプトである「公務員も勤め人!ヒーローじゃないの!ブラッド・ピット君」なのである。 馬鹿な上司の対立関係の中、正直すぎたって言うのが今回の主人公なんじゃない? 官僚社会において今後が無い事は否めないが、新城・沖田等の人脈は残っているわけだし・・・・現に沖田は現場に出て捜査の指示をしている事から、室井の情熱から学ぶところがあったんだと思うし、部下からの人望が必要であることも学んだんじゃないかなぁ・・、彼らが言う「警察には彼のような人間が必要だ」(言い回しが違うかも知れないが・・そんなニュアンス)彼らが更に上の立場にになった場合にどこまで室井の考えを理解し、現場に対して必要な人間で有るかと、考えるだけの人望が室井に有ることを望むし、個々の人々がエンディング間際に見せた、”時計を気にするシーン”は激務をこなし警察庁に再起するで有ろう室井に期待するそれでしかと思う。 又、シリーズで全く無かったながまわしが多かった事から表情による表現が多用されたことにより今までと全く異種な「踊る」が出来上がった事は今後の企画に対する布石? 今までが非常に乗りのりで物語が進むシリーズだった事から個々の主人公が持つ業を表現するにはちょっと厳しいところがあった気がする。そぉ言う意味で今後この企画が続くのであればそれなりに人間の持つ業を表現できるのではないかとある意味期待している。 たとえば「魚住係長」フィンランド人の奥さんとの仲がどうなったのか・・・とか 「山下圭子巡査」のその後とか・・・・(これって業かぁ??)シリアスドラマを作れとは言わないけど、今回は室井の持った業を表現するには非常に効果的だったと思う次第です。 踊るフリークの私としてはこれで終わりにして欲しくないのが本心です。 室井さん 警視庁にとは言わない。警察庁でもかまわないから帰っておいで! で・・・・ 公安はためになることもあることがわかったが・・・・・・やっぱりきらいだぁ!(笑)