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<ネタバレ>ノートンが最後に何かしでかすのでは!?と待っていたのですが、何もなかった・・・。<追記>11年ぶりに再見。これは完全なギャンブル依存のノートンと生活の糧として生きるジョン・タトゥーロとの間で揺れ動くマット・デイモンが結局、ノートンやマルコヴィッチに引きずり込まれて、ギャンブル依存の道を歩んでしまうという救いのない話なんですね(しかも賭けている金額も数百万レベルで話が小さく見ていて緊張感があまりない。これならどっかの製紙会社の実話を映画にした方が面白いのでは?)
マルコヴィッチとの勝負で勝ち逃げせずに勝負してしまったところで思わず「あ~」とため息が。てっきりここで大敗北するのだろうと思いましたが、映画的にはそうはならず。安定した生活を捨て夢を追いかけたような終わり方ですが、そこには茨の道というよりも地獄への道でしかありません。鑑賞後感は悪く、かなり重たい気分に。私はギャンブルに高揚感など求めないジョン・タトゥーロの冷徹な姿勢が本物のラウンダーだと感じました。勝負は勝ち続ける事が大事だし。