<ネタバレ>普段は無抵抗な野球審判が、暴れる若者や子供たちをスパルタ式で .. >(続きを読む)
<ネタバレ>普段は無抵抗な野球審判が、暴れる若者や子供たちをスパルタ式で根性を叩きなおすという、慎太郎らしいと言えばらしい作品。「父権」が脅かされつつある時代背景が感じられる。ただし、映像化で少々コミカルにしてしまったのと、最後は無法者をやっつけるというただの勧善懲悪アクション作品になってしまった。裕次郎と若尾文子が5人の子持ちの夫婦役という珍しいパターンだが、2人ともそれなりに演じているのが印象的。狭い団地生活のはずがセットは広々としているというのに違和感。