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<ネタバレ>アルパチーノがまるでソクラテスのように「魂への配慮」を説く一方で、アルパチーノ自身が「腐った社会」に嫌気がさし死のうとしている。それに対してチャーリーは「踊ればよい」と諭す。中高年が若者に対し「大人になれ」と言ってみたり「善く生きろ」と言ってみたりしてアレコレ説教垂れるのは仕方のないとしても、自分自身は「魂への配慮」をしているのか?という問い。最後は中高年が若者を救った格好だが、他方で校長のような中高年もいるという「腐った社会」の現実があることも忘れてはならない。若者にも中高年にも各々に生きることの難しさがあることを教えられる。腐った社会で絶望せずに生きていくため、大人になりつつも魂への配慮を忘れず、かつ踊る事ができれば言う事ないんだろが・・・。