自由と規律の間で揺れ動く人間の心理を2つの家族を通して上手く .. >(続きを読む)[良:1票]
自由と規律の間で揺れ動く人間の心理を2つの家族を通して上手く描いている。
自由に生きるのがイチバン幸せなんだが、皆世間体や経済的
な理由で抑圧されながら自分を騙し我慢して生きている。
隣人息子が唯一自然体で生きる人間として登場するが、
彼には自由な精神の他に経済力があったのが大きいと思う。
よって簡単に家を飛び出す自由な意思決定が出来る。
実はこの作品は2回見た。1回目は全く不可解だった。
冒頭の性的描写でコケルとそれを引きずって最後まで訳がわからなくなるかもしれない。
どういうテイストの作品なのかとわかった上でコメディーとして見たほうが良いと思う。
「岸辺のアルバム」にやや似ているかな?と思いましたがどうでしょうか?
夫婦がいい雰囲気になったときの妻のセルフ「ソファーにビールこぼさないで」
には笑った。[良:1票]