デスバレーのギラギラした太陽や、鳥かごを見つめる猫のアップの .. >(続きを読む)
デスバレーのギラギラした太陽や、鳥かごを見つめる猫のアップのショットやゴールドや調度品を愛でる手のイメージショットなど、グリードを象徴的に見せるシーンがさりげなくそこに治まっているかのように、フィルム全体がグリードに染まっていますが、けっしてどぎつくなく、人間を根源的に見つめる真摯な視線を感じます。食べる飲む、愛憎、金銭、乗物、鳥の解放・・・様々な次元が絡み合い人は生き、いつの時代も人が人であることに変わりなし。