伊丹監督が監督になって、ずっと撮りたかったテーマの映画が本作 .. >(続きを読む)
伊丹監督が監督になって、ずっと撮りたかったテーマの映画が本作でなかろうか。日本の社会の中に根強く残る障害者に対する差別や偏見、特に障害者の恋やセックス的な部分をあえて描いている。監督としてはこのタブーを打ち破り、障害者に対する理解を深めたかったのだろう。監督の大江先生に対する友情、光氏に対する愛情はよく分かるのだが、これは親族だからこそなのではないのだろうか。一観客としては、お天気お姉さん同様、ボランティア以上の気持ちは沸かない。