エンタテイメントというには薄口だし、SF・歴史・自衛隊と、そ .. >(続きを読む)
エンタテイメントというには薄口だし、SF・歴史・自衛隊と、その筋マニアや元ネタファンに対しても中途半端な出来具合だし。対象年齢を小・中学生と勘違いし、ワクワク感たっぷりの夏休みムービーに仕立てたとしか思えない脚本が、特に酷い。人間描写の希薄さ、唐突さ、安易な御都合主義、幼稚な美術と安CG…等々を考慮した結果、もしや本当は子供向けだったんじゃない?と疑いたくもなる。怪獣映画出身の監督はこれだから…と舐められてもしょうがない作品。自衛官姿の生瀬勝久と鈴木京香が、妙に似合っていたのが、すこし笑えた。そのへんを加味した超激甘評価で、二点といったトコロでしょうか。