底知れぬ異様な怖さ・雰囲気という点で「2001年宇宙の旅」に .. >(続きを読む)
底知れぬ異様な怖さ・雰囲気という点で「2001年宇宙の旅」に通ずるものがあり、この類のグロテスクさとしては「帝都大戦」の胴体が虫になった女の子の姿、あるいは中尾ミエがカニになっているCMが思いつきます。こういう怖さを出すとすれば、どういう映像を撮ればいいのか自分で考えて見たんですが、それを発表します。出産シーンで女性の陰部からまず巨大な蜘蛛の毛だらけの足が出てきてその足が陰部の周りに足を着いて出ようと踏ん張っています。そのときの音響・音楽として蛇が怒ったとき出す声を20声部の多重録音した音にガラスを金属でこすった時のキーンという音を変則に混ぜ、クラスター音を低く鳴らしておいたり、とこんな感じ。次に蜘蛛の胴体が出てくるのですが、その胴体の周囲は裂けていて鋭い歯がぎざぎざに生えていて大きな口になっていて、生まれたばかりなのでその口を馬のように横に微妙に動かしています。蜘蛛の模様は赤と黒と緑と黄色などからなっていて緑が主体。もちろん蜘蛛からは気持ち悪いどろどろな黄色・緑の透明な液がぐちゃぐちゃ音を出しながら出ています。次にはこの蜘蛛を取り上げた医師の手を蜘蛛はその大きな口でパクリと食べてしまいます。そこで医師の手から血が噴出し、出産女性と蜘蛛は血だらけになる。そこで蜘蛛は大きな口を開けて舌を動かしながらゲラゲラ笑っている。終。