<ネタバレ>初めて観た時は最後のトリックばかりが気になって、オチ命!の作 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>初めて観た時は最後のトリックばかりが気になって、オチ命!の作品という気がしなくもなかったけど、改めて見直してみるとドラマ部分も秀逸であることが(ようやく)分かりました。二転三転するストーリー、コロンボが小賢しい評論家の犯人を追い詰める様はまさに爽快!また彼が前衛画家のアトリエを訪ねるシーンや、下宿の女将との対話などコメディパートもバランス良く描かれています。そして何よりもあのラスト…このストーリーを作り上げた脚本家のジャクソン・ギリスはまさしく天才であり、コロンボシリーズの中でも屈指の最強作だと思います(でも「別れのワイン」も惜しい)。