間違い無くシリーズ最高傑作。生首から小さい手足の生えたグロテ .. >(続きを読む)
間違い無くシリーズ最高傑作。生首から小さい手足の生えたグロテスクな富江を宮崎あおいが必死に介護する滑稽なシーンは、原作の持つブラックユーモアが初めて映像化された瞬間だったのではないか。安藤希のイメージは富江のそれとは違うような気もするが、代わりに宮崎あおいが富江を食ってしまうほどのハマリ役を見せてくれて退屈させない。全体的に救いのない、陰鬱とした雰囲気の漂う作品であるが、それ故にラストシーンの爽やかさが強く印象に残る。