ぶくぶくさんと同じで、この映画は本当に痛みが画面全体から伝わ .. >(続きを読む)
ぶくぶくさんと同じで、この映画は本当に痛みが画面全体から伝わってくる。映像から伝わる肉体的な痛みもそうだが、この映画の怖い所は「虚無感」が本当に「虚無」だし、善人だと思ってた人がそうではなかった事のへの投げやり的な気分。人間が世間で見せる「いやらしさ」や「汚さ」の描写表現がとてつもなく見事。とにかくこの映画を初めて観た時は、たけしが普段TVで見せる毒舌ギャグとは、一味も二味も違うもの見せられたので、本当に唸ってしまった。ある意味、忘れられない映画になってしまった。