晴れた日は、いつも雲ひとつない青空。まんま助六を象徴している .. >(続きを読む)
晴れた日は、いつも雲ひとつない青空。まんま助六を象徴しているかのようだ。何といっても、イキがいい、ノリがいい。「助太刀屋」というだけで、悪い奴じゃないな、と誰もがわかる。それでいてワイロにちと弱いのもいい。鈴木京香が赤面ものの演技。監督の好みだ。しょうがない。首を傾げるキャスティングもある。そこはせまい日本、義理やしがらみがあるのだろうと、好意的に受け止めたい。岸田今日子のナレーションもいい。喜八テイスト満載の映像落語、野暮は言わずに堪能したい、って結構言ってるな(笑)。