大人から保護される立場で、呑気かというとそうでもない、それぞ .. >(続きを読む)
大人から保護される立場で、呑気かというとそうでもない、それぞれ思うに任せない悩みを抱えた子供たちの冒険。大きな事が起こるわけではないが、大切な友人の存在を再認識した旅。どのシーンが良かったのかと問われると回答が難しい(あえて言うと作品全体を覆うなんとなく暗い雰囲気)が、確かに胸に迫る。エンディング後にあの有名な曲が流れるとうるっときた。他にこういうタイプのもの思い浮かばない稀有な作品。悪役エースについて。世間的にはチンピラだが、子供にとっては恐怖の対象だと、とてもよく表現されていたと思う。