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<ネタバレ>●アドルフ・ヒトラーについてはドキュメタリーなどで度々目にしていましたが、ドイツ人を虜にしたカリスマ性がいまひとつ実感できませんでした。しかし、この映画で理解できたように思います。他人の劣情に訴えて共感を得るやり口が実にいやらしい。●そっくりさんで身を立てる道化ゆえに危険な発言がジョークとして受け流され、いつの間にかオピニオンリーダーとして大衆の上に君臨する。リアリティがあり、恐ろしい。●「ユダヤ人ジョークはやめてよね。笑えないから」「もちろん笑い事ではない」こういう気付く機会があったのにな~というやり取りが随所にあって、それはそれで面白い。