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<ネタバレ>去年の6月に初上映されたのを、沼津の映画館で観ました。アメリカの政策に異を唱える北朝鮮のテロリストによるホワイトハウスの占拠という、現実の北朝鮮問題を前面に押し出したリアルある作品でした。国籍不明の航空機の侵入、自爆テロ、ホワイトハウス内部と外部からの同時襲撃と、最後までスリルとサスペンスに溢れたアクションが満載でした。ただ、あまりに鮮明な出血や過激な暴力シーンが多く観られ、とても怖かったです。それ以上に、朝鮮半島を戦争で二つに引き裂いたアメリカへの強い憤りを感じました。そもそも、今まで北朝鮮を力でねじ伏せてきたのだから、報復を受けて当然と思います。
最後は、主人公の活躍で核ミサイル自爆は阻止されましたが、描かれるべきである北朝鮮との和平協議はなかったのが残念でした。朝鮮半島の問題が解決されれば、米軍の地雷で母親を亡くしたテロリストのボスの無念も、少しは報われたに違いありません。[良:1票]