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<ネタバレ>ただのミーハー気分で映画館に行きました。ある意味、期待を裏切られました。もしもこの作品が不出来なものであれば、晩年の奇行も含め、またもやメディアに叩かれるのではないだろうか?ただの製作者の金目当て?なんて思っていたけれど。(悲しいことに、私はマイケルの輝かしい時代をリアルタイムでは知りません。)しかし本作品、まったく衰えていない人間離れしたダンス、キレに至っては、やはりマイケルを超える者は居ない、彼は「天才」なんだと感じてしまう。特に終盤の「ビリー・ジーン」のところは格別です。内容の前半はチカラを温存しているマイケルが写り、まだまだやれる!というところを後半に繋いでいる。そして本業の歌・ダンスだけではない。マイケルの人格も興味深かった。バンドマン、ダンサー、関係者、誰もがマイケルと一緒に仕事がしたいと願っている。ドキュメンタリーとして、上手く出来ていると思います。ライブの内容が、きちんと物語として成り立っている。ライブを見ているわけではないのに、本当に楽しい気持ちにさせてくれた。リハを見る限り、このライブが本番を迎えていたならば、きっと新たな「伝説」になったのだろう。本当に本番が見たかった…。それほど、リハだけで凄いものなんだと感じた。まだ数ヶ月前の出来事なのに。やっぱり彼は今も「生きている」のだと思わずにはいられません。