<ネタバレ><原作は未読。映画のみの評価>。
通常人とは違う人間の .. >(続きを読む)[良:1票]
<ネタバレ><原作は未読。映画のみの評価>。
通常人とは違う人間の苦悩、現行の少年法の甘さ、官僚体質の批判など、色々とテーマは盛り込んであるが、その見せ方が散漫で、何が一番伝えたいのか焦点が合ってない。
また中途半端にCGを使ったアクション映画のような超能力の演出のせいで、全体的に安っぽい仕上がりになっている。
悪役のいかにも「憎ませるためだけの悪人」というような、安直なキャラ造形も気になるところ。桃井かおりの刑事を始め、もう一人の能力者の少女など、最後までどういう役割で行くのか、方向性がはっきりしないままの登場人物が多いのも難点。[良:1票]