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すみません。内容以前に、やはり個人的にどうしてもミュージカルが肌に合わないです。どこでも絶賛されているカルト作品だけに期待したのですが、自分から見ると、この倒錯した不条理な世界観も、そこまで驚かされるようなものとは思いませんでした。公開当時は、このインモラルでバイセクシャルなキャラクターが衝撃的だったのでしょうが、現代人として磨耗してしまった価値相対的感性(?)からすれば、別に驚愕に値するようなものでもありませんしね。恐らく、この現場(劇場)でのノリは、「安全な日常の中で非日常を味わう」という、学園祭やコミケ(のコスプレ)と同質のものだと思います。いや、それはそれで良いんですけど、この手のノリは自分もノレないと、ひたすら疎外感や違和感を味わうハメになるので、そこら辺ですかね(何が?)。