<ネタバレ>消費型娯楽映画としてはギリギリ及第点だが、剣と魔法が織り成す .. >(続きを読む)
<ネタバレ>消費型娯楽映画としてはギリギリ及第点だが、剣と魔法が織り成すヒロイックファンタジーとしては完全に落第点。
何と言っても、主役を始め、メイン登場人物に魅力が無いのが痛い。特に敵の王様と預言者の女性はカリスマ性ゼロ。まるで魅力が感じられない。
ストーリーもあまりにもありがちだし、終盤辺りのご都合主義的展開にはさすがに萎える。もう少しリアリティを考えるか、さもなければファンタジー要素をふんだんに取り入れて、そんなつまらない疑問を吹き飛ばしてくれるくらいハデにやって欲しかった。
アクションも中途半端。もともと娯楽映画として作られてるんだから、中途半端な事をやらずに、もっと剣と魔法を組み合わせた痛快アクション映画を目指して欲しかった。
ラストシーンで、あのお調子者と子供と発明家のジジイが完全に無視されてるのも哀れ。