「X-MEN」と言えば、カプコンの対戦格闘ゲームの「VSシリ .. >(続きを読む)[良:2票]
「X-MEN」と言えば、カプコンの対戦格闘ゲームの「VSシリーズ」でしか見たことがなく、キャラやストーリーの基本設定すら、ほとんど知らない状態で見ました(しかも、前作も見ていない)。その割には十分に楽しめる内容でした。特にアクションシーンにおける演出センスは、「マトリックス」よりも上に思います。ただ惜しいのは、各キャラの「見せ場」が少なく、中途半端な印象で、ファンでなくとも歯がゆく感じます。例えば、ラストのダム決壊のシーンでは、最終的には決壊するとしても、アイスマン(で、いいんですよね)の青年が、ダムのヒビ割れを凍らせて時間稼ぎをするとか、色々できたのにと思います(作中では冷蔵庫くらいの役にしか立ってない)。サイクロップスに至っては何もしてないし。話がいきなり、「ミュータント全滅」or「人類全滅」という大仰で極端なところに飛ぶのも、逆にシラけてしまいます。全体的にまとまってはいますが、イマイチ弾け切れていないもどかしさを感じました。[良:2票]