<ネタバレ>迫力の空中戦、顔の欠けたマリア像から虐殺現場を得て、リアリズ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>迫力の空中戦、顔の欠けたマリア像から虐殺現場を得て、リアリズム戦闘シーンへと、メッセージ性と娯楽性を両立させた秀作と思いきや、もうエンディングがあまりにもバカすぎて、笑いが止まらなかった。音楽を被せて、強引に超ハッピーエンドにする必要がどこにあるのか。DVDの特典映像によると、カットされたシーンもあるようだが、せめて相棒の遺体を回収するとかしないと。最後まで、監督がスコット弟だと思い込んでいたのだが、全くの別人である。しかしながら同じCM出身(だっけ?)ということで、スピーディで鮮烈な映像センスは素晴らしい。特にヘリのベタなカッコよさは、スコット兄にもひけを取らないだろう。しかし地雷で吹き飛ばされるシーンの、超スローモーションは少々やりすぎか。いやいや、きっと観客に地雷の恐怖を伝えたかったのだろう。決して悪趣味なわけではありません。ハッチでの索敵シーンも不気味で、臨場感に溢れている。演出のアイデアは豊富に持っているようだ。今後に期待。戦争映画は好きなので、まあまあ楽しめた。