初版本のピノッキオはオヤジだったのかと思って観たらそれは違っ .. >(続きを読む)
初版本のピノッキオはオヤジだったのかと思って観たらそれは違ってた。イタリアでは大ヒットなのにアメリカでの批評は散散だったから恐る恐るだったけど、すっかりロベルトピノッキオの世界にはまってしまった。ジェペットじいさんよりかつらが必要そうな薄毛も、(あんただけのだろう)妖精さんのいき過ぎた年齢も気にならなくなってしまうほどのハマリ役!夫婦のこの映画製作への深い思い入れと、ピノッキオに対する愛情がひしひしと伝わってきて、じ~んとなりました。なんでこれがラジー賞にあんなにノミネート(しかも主演男優賞は受賞!)されちゃってたのか理解出来ない。もしディズニーよりこっちが先でもそうだったのかな…。素晴らしい作品ですよ。セットだって『ハリポタ』に負けてないし。鑑賞後はほんと、「素敵な映画をありがとう、ロベルト!」って言いたくなりました。(まあ確かに青髭ぐらいはVFXとかで何とかして欲しかったけど…)