文句のつけどころが無いな(まあ完璧とまではいかないけど)。こ .. >(続きを読む)
文句のつけどころが無いな(まあ完璧とまではいかないけど)。この壮大なスケール感は他の映画では味わえないし、小説なんかだと「イマジネーションを膨らませる」っていうベクトルにあるものを、映画ならその「イマジネーションを具現化」する、して見せる、っていうベクトルだと思うわけで、そいう観点でいけば十分すぎるほど合格点だと思う。他の方のレビュー見てて思ったんだけど、RPGとかに馴染んでない方にとっては、世界観とか設定だけで結構な壁になっちゃってるものなんすね~。こういうファンタジーがメジャーになりきれないのはそういう事なのかなと思ってしまいました。物語としてはフロドがたいした戦闘能力も無いってのが逆に良いんじゃないでしょうか?でも彼には指輪の力に負けない心の強さがある。運命に立ち向かう強さがある。でもそこまで人の心は強くはできていない、そんな時に支えになるのが「仲間」なのだと、落とし所としてはそういう話だったんじゃないでしょうかね?