修道女達のふしだらな関係を描いたエロエロ映画と期待していたの .. >(続きを読む)
修道女達のふしだらな関係を描いたエロエロ映画と期待していたのですが、R-15だし…私が愚かでした、感動です!名作です!オープニングの熱い演奏場面から淡いエロ期待は吹き飛び、一気に引き込まれました。厳しいカトリックの戒律の下、「不貞」という名の罪を背負った女性達の生き様を激しく、哀しく描いています。女のあらゆる側面が垣間みられ、男としましては、改めて女性の奥深さを見せつけられた思いです。最初はパトリシアが主役と思いきや、バーナデッド役のノーラ=ジェーンがストーリーが
進むにつれ存在感が増してゆき、最期は彼女の美しさと強さが映画の中心になっていきます。壊れていくクリスピーナと冷徹な修道院長の怪演が更に花を添えています。よい意味で裏切られた傑作で、あえて脱走モノの範疇に入れるなら、演技がピュアな分、「ショーシャンク~」より上かも!