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この映画に対して点数をつけるのはとても困難です。おもしろいとか、価値があるとかそういう言葉で表しきれないけれど、でもこの映画を見て考えるべきことはたくさんあると思います。同じ敗戦国である日本とドイツは戦後補償の点においてよく比較されます。日本では大戦時のアジア侵略をこのように形に表すことはおそらくないでしょう。とかく、日本は被爆国であることを強調しているように思えるのですが、日本も戦時下ではアジア諸国に対して残虐な行為もしてきたということ。そしてその後の対応が現在の中国や韓国との歴史問題に発展していること。この映画を通して、戦後補償における日本の在り方についても考えさせられました。[良:1票]