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事実はどうであったかは別にして、この映画には必要なもの全てがある。迫るスクリューの音、恐怖におののくサブマリナー、爆発、浸水、そして絶叫。駆逐艦どころか、水圧とまで戦わねばならないその緊張感。決して希望を捨てない、海の男達の逞しさ。潜水艦を見せるのではなく、ほとんどがその薄暗くじめじめと油の匂いが漂ってきそうな潜水艦の内部での映像を使っているのは、非常に効果的である。他の追随を許さぬ、史上最高・最強の潜水艦映画。[良:1票]