<ネタバレ>オリジナルは未見。「お客は10人くらいかな?」と思いつつ劇場 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>オリジナルは未見。「お客は10人くらいかな?」と思いつつ劇場に行ってみると、TVドラマ『24』(私は見たコトありません)出演のキーファー・サザーランド目当てのお客さんが多かったようで満席状態。空いている環境で観るのに慣れているので疲れました。 設定は都合よすぎるし、一番アレなのは家族愛を描いているつもりなんだろうけど、嫌がる他人に銃を突き付け連行したりと他人を犠牲にしてるのがなぁ。家族を救うなら他人はどうなっても関係無いという向うにありがちな強引な話で、鏡を取り除く自分の行動を訝しがる嫁に「見ろこの野郎」とばかりに住宅地で拳銃ぶっ放しておいて通報もされないし、『24』のキーファー人気にあやかった猪突猛進な馬鹿っぷりを楽しむ映画なのかと思いました。 「ラストの予測的中率0%」と宣伝でやってましたが、オチはタイトルからして予想通り。が、その前の悪魔が現世へ復活しての肉弾戦バトルは全く予想できず、悪魔は強いし笑いました。オチをアッチ方面に振ったおかげで悪魔が鏡から出たのにどうして取り込まれるんだろう?と思いましたが、鏡に魅入られる人がいるように鏡自体に魔力があるのかもな。ホラー、サスペンス、家族愛、最後には肉弾戦のアクションとごった煮感があったけど、撮り方や演出など盛り上げ方は上手く、アジャ監督はセンスがあると思います。