<ネタバレ>TVゲーム黎明期といえる80年代のゲームキャラ達が襲って来る .. >(続きを読む)
<ネタバレ>TVゲーム黎明期といえる80年代のゲームキャラ達が襲って来るまでの舞台設定は悪くないですね。少年時代にTVゲームにのめり込んだため、現代ではバツイチ配線工、『月刊ムー』が似合いそうなニート陰謀論者、詐欺で服役中の受刑者に落ちぶれている。そんなダメな彼らが得意だったゲームで宇宙人の侵略に立ち向かうって話ですが、なかなか面白かったです。『ギャラガ』『センチピード』『パックマン』『ドンキーコング』なんかが最新の映像で当時のままドット絵を立体にした姿で暴れまくるのでニヤニヤしちゃいました。相手にヤラれるとピクセル状になるというのも当時のゲームらしくスマートな発想で見やすかったです。 宇宙人がメッセージを送ってくるのに使う映像や80年代ポップカルチャーも多くあるので当時を知る人にはより楽しめると思います。特に音楽が好きだった人にはネタが豊富で『マックス・ヘッドルーム』は見た瞬間に電波ジャック事件を思い出して笑えました。マーサ・スチュワートとセリーナ・ウィリアムズが本人役で出てたのもウケますが、終盤の大乱闘では数多くのゲームキャラが出ていて「お!アレは!」の連続だったので、思い入れのある人はたまらないんじゃないでしょうか。気楽に観られるポップコーン・ムービーですね。