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<ネタバレ>ソウ風味のなにかを観せられた感じ。刑事モノの定番であるバディで動いてたし、その場をなんとかやり過ごしても結局は死ぬしかないようなジグソウを思わせるだけのゲームもどき。決まった結末へ向かっているだけだしセブンっぽいですね。 悪徳警官を告発したため孤立している主人公ジークの新人バディのウィリアム。ジークの父親で元署長が刑事への志望動機と語ったり、その親父が独自の調査をしているらしく単独で建物に入っていったまま音信不通に。そして、署内でウィリアムがジークの携帯を借りたトコでピンときましたが、彼の入れ墨の入った皮膚が届き、向かった現場では皮膚が剥がされて殺されていたトコで「あー、コイツに確定だな」と思いました。 まあ役者も展開もそれなりで悪くはないのですが『ソウ』と言われると疑問符しかつきませんね。最後にはあの音楽とともに種明かしがフラッシュバックされますが、私的な復讐なだけで不正警官やそれを知りつつ見逃した警官への生存できる詐欺のゲーム風の死刑(私刑)執行だし、犯人はバレバレでカタルシスも無いしでテンション下がったままでした。社会風刺風だし『ソウ』を名乗らなかったらそこそこイケた気がします。