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ここんとこあまり笑ってなかったので、爆笑させてくれたキム拓に甘く6点、そして名作「13番目の客」には7点。あとはまあまあかな。
木村は何を演やらせても木村だ、とよく聞くけど、これはそこんとこがいい意味で裏目に出て存在感が凄かった。なんか不気味で意味の無い会話が延々と続く不条理状態と、暗くてむちゃくちゃ広い部屋。南極、おなら、ビール。最後の方まで各エピの目指すところが全然つかめなかったら、突然とんでもないところにがあ~~~っと連れて行かれた。いや~~やられたっす。声あげて笑っての久しぶりだったんで嬉しかったよ。
あと、「13番目の客」は、だんだんすがすがしくなってくる草薙君の顔が怖くて怖くて…どっかの国の教育ビデオみたいでもある。
しかしあの人、時代不明正体不明の顔つきしているなあと見るたび良く思う。面白いカオだ。
本来「映画はアートでなければ!」だったはずなのに、最近「面白けりゃいいや」な作品に転んでいるのは、現実が陰鬱なせいだろうか。ん~~~。まあ、やっぱり面白かったからいいや。