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<ネタバレ>音楽を通して、孤児とその父母を巡り会わせる奇跡を起こす感動作品。主役の男の子は、天才的な音楽のセンスをもっている設定だけど、楽器が似合ってない…。原始人が初めて楽器を触ったかのような弾き方かと思えば、すらすらピアノを弾いてみたり…。スピリチュアルで実験音楽のような楽曲を学長は「素晴らしい!」って褒め称えてたけど、大衆にそういう音楽はウケません。一部の好事家や偏屈な人が、ウンチク語る時のネタ的な音楽。でも清潔感があり純情で前向きな姿勢は、この子役はベストマッチしてました。萩原流行風のボスの元から男の子が逃げようとした時、その友人がギターで萩原を殴って助けてくれた場面から、徐々に涙しました。クライマックスは当然ハッピーエンドで、涙腺がゆるくなった私としては必要以上に泣けました。でも泣いた後、この映画良かったな~っていう満足感はなぜか無かったです。