決して悪い映画ではないとは思うんです。でもブルース・ウィリス .. >(続きを読む)
決して悪い映画ではないとは思うんです。でもブルース・ウィリスの行動にはあっけにとられました。あんだけ任務遂行に拘る頑固者だったのに、突然マザー・テレサでも乗り移ったかのような行動をとるのはいくらなんでもスムーズとは言えません。感動するかもするかもというところでサッとすかされちゃいました。ラストに近づくにつれ、やらせ度は増すばかり。モニカ・ベルッチの役は良い所が無く、完全にブルース・ウィリスの引き立て役としての意味しかありません。ブルース・ウィリスが織田“踊る大捜査線”裕二とダブって見えてきて、エンディングでは頭の中にララララサンバディトゥナィ…と流れちゃいました。展開の膨らみが少なく、内容の薄い映画という印象が残りました。