ホーチミン イズ サノバビッチ!前半の下品なコミカルさは何度 .. >(続きを読む)
ホーチミン イズ サノバビッチ!前半の下品なコミカルさは何度見ても笑っちゃいます。後半にかけては「冗談言ってふざけてなきゃ戦争なんてやってらんないよ。」という、戦争の前線にいた人達の雰囲気がとてもリアルに感じました。無駄に感極まったり、音楽で哀愁を漂せたりしていないのが良かったんじゃないかと思います。映画でもドラマでも小説でも、感動させようとする作り手の配慮がミエミエの物はどうも不得手で、こういったノリの映画は好きです。あと、古臭さを全く感じさせないところにも感心します。ジョークの見せ方と生死のバランスがうまいのかな。監督お得意の左右対称なカットも多く、ツボです。