本当にいろいろな事を考えさせられた映画だった。ベトナム戦争と .. >(続きを読む)
本当にいろいろな事を考えさせられた映画だった。ベトナム戦争という狂気の中で、みんな自分の価値観がぐちゃぐちゃになっていく。チャーリー・シーンが最後の方で言っていた「結局、自分自身との戦いだった」という台詞にこの映画の意味が集約されている気がした。それぞれ皆自分の中に様々な要素を持っていて、日常生活ではわからなかったけれど、戦争という修羅場においてその中のある部分だけが強調されてきてしまう。同じ部隊に様々な登場人物が出てきたけれど、それはある意味、1人1人の心の中の話だったんじゃないかとさえ思ってしまった。