「バベル」というタイトルに、目の覚めるような鉄槌を期待して観 .. >(続きを読む)
「バベル」というタイトルに、目の覚めるような鉄槌を期待して観に行ったんだが…。
これは、その結果、、、という事なのか。。。
クローズアップ多用の表現に、たまに映像的なチカラを感じながらも、悲劇は悲劇として胸に落ちず、愛は愛として心に響かず、ほんの少しの希望と、やはり出口の見えないもどかしさとが交錯したままに。。。。。ただ、エゴやどうしようもなさ、つまりは「愚かさ」の羅列は、不快にさせてもらうに充分だった。 いずれにせよ、この映画を強く良評価出来ない自分に「凡人」を感じながら、常日頃、いかに安易な感動を映画に求めていたかを思わされた。