<ネタバレ>マイケルはドンとして父ビトーの器にははるかに及ばなかった。そ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>マイケルはドンとして父ビトーの器にははるかに及ばなかった。それを分かっていながら家族を守るために孤独に苦闘する姿が本当に哀しい。妻ケイから堕胎を聞かされ怒りのあまり妻を殴ってしまうマイケル。あの場面でマイケルの中にわずかに残された純粋さが完全に消失してしまったのだと思う。そして母の葬儀で自分を裏切った次兄フレドを抱きしめながらも無言で部下に殺害を命じる場面。この映画は本当に哀しい。<追記>最初は孤独なマイケルに同情していたのだが、3回、4回と鑑賞を重ねてゆくうちにドンの妻として苦しむケイが気の毒に思えるようになった。