デニーロとストリープという、世界の名俳優を使って作られた、い .. >(続きを読む)
デニーロとストリープという、世界の名俳優を使って作られた、いたって普通の恋愛映画。が、そこがいい。
ボクサーになって太ったり痩せたり、マフィアになってイタリア語しゃべってたり、アウトローなタクシードライバーになってみたりしてたデニーロと、これまた太ったり痩せたりイヤなお母さん役演じたり陽気な料理家(これは最近かw)を演じたりしてたストリープが、フッツーの、ごくごくフッツーーのオジサンとオバサンを演じているのである。これだけで十分観る価値はある。
普通じゃない二人が演じる普通の二人が、すごく不器用でいい。普通だからこそ、どちらにも感情移入できる。早く踏み切り開けよ!とか旦那さん理解ねぇなイライラ、とか、この二人だからこそここまで思える。
ラストはね、私はあれでよかったと思うよ。「卒業」のラストみたいに、よく考えたらアンハッピーエンドじゃね?な展開とは違うと思う。大人だし(笑)
ていうかあの二人には幸せになってほしい。
いつかあの本屋さんに行くのが私の夢。